お茶と漬物とももちゃんと

中井侍・お茶摘みツアー


長野県天龍村は長野の最南端に位置する村で、静岡県と愛知県に接しています。
のんびりとして素敵な飯田線が通っており、数々の秘境駅を通過します。

今年で3回目となる御茶つみツアーに参加してまいりました!
天龍村のありが隊(地域おこし協力隊)、OBOGの方が企画してくださったツアーで、毎年お茶の時期の恒例になっているそうです。

6月1日から2日にかけてミドルベリープログラムの春学期の学生5人、引率2人、ツアーに参加するためにはるばるミドルベリーから来日したソフィーさんの合計8人で御茶摘みツアーに参加してきました。

スケジュールの関係上、31日に新幹線で東京から豊橋に移動し、駅近くのホテルで一泊。
午後9時近くに到着し、翌日は午前6時に出発のため、早く寝るように伝え解散しました。

夜が明けて、朝5時半。
ホテルのロビーではリンさんが日本語の参考書を広げて勉強中。
残りの学生はまさに今起きましたという顔で降りてきました。

時間通りに集合してくれた学生たちの協力もあり、無事朝6時発の天竜峡行き各駅停車の飯田線に乗り込むことができました。前日早く寝た(と言っていた)はずの学生たちは乗った瞬間眠りの世界に戻っていきました。

 

平岡駅に到着後、一時間ほど駅周辺をぶらぶらした後、中井侍駅に向かい、オレンジ色のはっぴを着ている方々と合流しました。

 

 

いよいよお茶つみツアーの開始です!
中井侍隣駅隣の素敵な緑茶カフェで、まずは2種類の美味しいお茶をいただき、どちらがより好きかを聞かれました。実は、これで選んだお茶によって行く畑が決まるのです。

 

 

 

 

はじめてのお茶つみはなかなか難しい!まず、摘めそうなお茶を見極めるのが大変です。これは摘んでもいいのか、ダメなのか…と悩んでいるうちに時間がどんどん過ぎていきます。

 

 

 

 

 

左の写真は、お茶畑のアイドル、ももちゃんとももちゃんに夢中になる学生たち。

 

お茶摘みの後はお宅にお邪魔しておいしいお茶、お菓子、漬物をいただきました。
塩味の効いた漬物がとてもおいしく、学生も夢中になって食べていました。

一時間ほどお茶を摘んだ後はおちゃもみをするために移動です。

そこでおいしいお弁当をいただき、さっそくお茶もみの作業に入ります。
ホットプレートを使用して、ゆっくりじっくり乾燥させながらお茶を作っていきます。

 

 

 

 

のんびりとした時間が過ぎていきます。ぽかぽかした陽気の中でお昼寝モードに入る学生もいました。

 

 

 

 

夕方はさかんべやに移動、バーベキューを行いました。
さかんべの素敵な住民の方々、ありが隊OBOG、そして他の御茶摘み参加者たちと一緒におしゃべりを楽しみながらおいしい食べ物をいただきます。

夜は22時前に意識不明になる学生となぜか元気になる学生で真っ二つに分かれました。
気のせいか、夜中に「虫!」という声にならない悲鳴と走り回る音が聞こえてきた気がします。

 

 

朝はさわやかに(?)起きて各々朝食をとり、さかんべやの掃除にとりかかります。
公共施設の掃除をすることに慣れていないだろうと予想していたのですが、てきぱきと掃除をしていました。

名残惜しいですが、電車の本数が限られているため、朝10:42には平岡駅を出発しなければなりません。もっとのんびりと天龍村の風景を楽しみたかったですね。

短い時間でしたが、貴重な御茶摘み、おちゃもみの機会を作ってくださったありが隊OBOGの方々、役場の内藤さん、畑のお茶を摘ませていただいておいしい漬物をごちそうしてくださった地元の方々、本当にありがとうございました。

長野県天龍村のwebページはこちら。素敵なデザインになっています!>
http://www.vill-tenryu.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です