5つの地域連携

留学生に日本のふるさとを


ミドルベリー大学日本校に留学してくる学生たちは3ヶ月から1年、日本に滞在します。
長いようで短い時間。
勉強して、少し遠出して、勉強して、やっと日本の生活や文化に慣れてきた頃にアメリカへ戻ってしまいます。
留学生活で話した相手も、同じ留学生や留学先の学生や先生たちが多くを占めます。

この留学プログラムにおいて最も重要なのが「日本語の上達」です。
そのためには多くの文化に触れ、様々な人達と交流し、話すきっかけを増やすことが必要となります。

ミドルベリー大学日本校の特色の第一として、継続的な地域連携プログラムがあります。
現在当校では主に下記5つの市町村と連携してインターン活動やフィールドトリップを行っております。
敢えて都心ではなく、いわゆる地方と連携・交流することで、歴史探訪や日本の里山生活、地方の観光事業など、大都市では体験しにくい様々な経験が得られるプログラムとなっています。
特に地域の方々との交流は大きな学びの場であり、その貴重な機会を活かして真剣に取り組んでいます。
そして、そこでの経験や人々を心に残し、またいつでも再訪したくなるような留学生たちのふるさとになればと願っています。

東京都三鷹市:留学先である国際基督教大学(ICU)の位置する三鷹市の企業や教育機関などと連携し、小学校での訪問授業やインターンでコミュニティの一員として働かせていただいています。

茨城県笠間市:笠間焼や栗の産地として有名な笠間市と連携し、外国人の観光プランなど留学生の意見を聞きながら共に模索しています。

鳥取県智頭町:鳥取環境大学と共に、持続可能性について林業の視点で学びます。2018年の交流の様子が鳥取環境大学のウェブページでも掲載されてます。

埼玉県横瀬町:国際基督教大学(ICU)からもアクセスの良い、ちょうどいい田舎、横瀬町。都心からも気軽に行ける町で、ふらっと心を休めに行くにはピッタリ。その魅力を留学生だけでなく住んでいる子供たちにも伝えたい!そんな思いで互いに連携してます。

長野県天龍村:天竜川が村の真ん中を流れる人口約1300人ほどの山村。少子高齢化問題や地域への思いについて交流を通して学びます。