天龍村お茶摘みツアー

 

 

 

 

3年ぶりのお茶摘みツアー


天龍村では、毎年6月になると天龍村の地域おこし協力隊の現役、O B O Gの方々が企画をしてくださるお茶摘みツアーが行われます。このツアーでは地元の農家さんのお茶をつませてもらい、それを手揉みでお茶にする体験ができます。

毎年、東京から新幹線で豊橋に行き、そこから飯田線で北上するのですが、今回はなんと落石によって飯田線が一部運休になってしまいました。

そのため、今回は岡谷駅経由で南下する経路で天龍村に向かいます。一泊二日の旅の始まりです。

土曜日の午前中に武蔵境駅を出発し、天龍村に向かいます。

バスに乗り遅れるというハプニング1、そして事前配布した電車の切符を忘れてしまったことにバスの中で気がつくというハプニング2を経て、予定の電車にぎりぎり乗車できました。

その後も、ホーム変更で駅構内を駆け抜けたり、別の乗換で注文したたこ焼きがなかなか出来上がらず、たこ焼き抱えて走って電車に飛び乗ったり、とハプニングが重なりますが、全て奇跡的に電車に間に合いました。

10時半ごろに学校を出発して、天龍村の平岡駅に到着したのは午後5時半ごろ。
夕焼けに染まる美しい村を1時間ほど、散歩する時間がありました。

 

 

 

 

 

 

 

日曜日は7時半に朝ご飯です。普段朝ご飯を食べない学生たちにとっては早い起床だったようで、半分意識不明のままご飯を飲み込みます。

10時4分に中井侍駅に到着すると、懐かしい方々が迎えてくださいました。実に3年ぶりの再会です。

お茶摘み中

 

参加者が全員揃ったら(と言っても全員同じ電車での到着ですが)まず、自己紹介を経て2種類のお茶の飲み比べをします。同じ中井侍で取れたお茶でも、農家さんによってお茶の味が異なるそうで、その違いを楽しみます。

私たちは今回「くによしさん」のお茶畑でお茶摘みをさせていただきました。
急な斜面に足を取られそうにながらも学生たちは黙々とお茶を摘み続けます。新芽のまだやわらかい部分を摘み取るそうです。

 

 

 

 

カゴの三分の一ほど摘んだ後は、農家さんのご自宅でお茶をたくさんご馳走になりました。また、手作りのこんにゃくにも出してくださり、参加者全員であっという間に平らげます。こんにゃくを始めて食べた学生たちでしたが、気に入ったようです。

たくさんお茶をいただいた後は集会場に集まり、手作りのお弁当をいただきました。お弁当は、お茶の天ぷらや地元の柚子胡椒やゆべしなどを使ったおかずがたくさん入っていて、とても美味しくいただきました。

その後はいよいよホットプレートを使って、手揉み開始です。まずは30秒ほど蒸してから、ホットプレートで温めて、手で揉んで、を繰り返します。とても熱いですが、徐々に慣れてきてホットプレートからお茶のいい香りが漂います。

この作業を40分〜1時間ほど続けると、少しずつお茶の葉が乾燥し、針のような形になっていきます。根気のいる作業です。

ホットプレートを保温にし、茶葉がよく乾いたら、出来上がったばかりのお茶をいただきます。出来立てホヤホヤのお茶。グループによって味が違うので、急須を交換して味わいました。

作ったお茶は、お土産になります。また、今回お茶摘みをさせてくださったもう一つの農家さん(「のぼるさん」)が、手作りの孫の手をプレゼントしてくださいました。

16時17分、たくさんのお土産を抱えて、天龍村を後にします。

帰りは、6時間22分ととても長い帰路でしたが、特にハプニングもなく無事に帰ることができました。

関係者の皆様、このような素晴らしいツアーを企画してくださってありがとうございました。
また来年もぜひよろしくお願いいたします。

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