雪と日本語のJ-term(ミドルベリー大学本校からの報告No.1)

一月、極寒のミドルベリーメインキャンパス


ミドルベリー大学は1月にJ-termと呼ばれる学期があります。
2020年1月2日~2月4日ミドルベリー本校を訪問しましたので、ミドルベリー本校での学生の様子をこれから数回に分けて報告していきたいと思います。

 

J-termとは、January termの略で、一月のみの学期。キャンパスは雪と氷に覆われています。
とてもきれいですが、とにかく寒いです。空からは雪が降り、そして地面には行く人来る人を滑らせようとたくらむ氷の膜が潜んでいます。
今年は暖冬らしいですが、それでも寒い1月のミドルベリー。

この極寒のJ-termの間は、学生は一つしか授業を履修しません。一つとは言っても集中講座のため、毎日授業があります。
そして、日本語一年生の学生は、この期間中に日本語の集中講座を履修します。

日本語をゼロから始めるミドルベリー大学の学生は、まず秋学期(9月~12月)に日本語101を履修します。その後J-termに開講される102を履修しなければ、春学期(2月~5月)に開講される103を履修することができません。そのため、ミドルベリー大学で日本語を始めた学生はほぼ例外なくこのJ-termの日本語集中講座を経験しています。
J-termは忙しくてとても大変ですが、日本語に集中でき、クラスメイトと仲良くなれる学期でもあります。(ちなみに先生も忙しくて大変です・・・)。

午前中は文法の講義のクラスと、練習(ドリル)クラスに出席し、お昼は言語テーブルと呼ばれる先生やクラスメイト、上級生と日本語を話しながらお昼ご飯を食べる機会があります。午後は日本語ハウスが企画したイベントに参加したり、友人と一緒に宿題をしたり、と日本語漬けの一か月です。

今回のJ-termに日本語を履修したのは、聴講生も入れて22名。この中から2年後何人の学生が日本に留学に来てくれるでしょうか。楽しみです!

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