フィールドトリップ in 横瀬町(埼玉)

新たな交流~横瀬町の中学生とミドルベリー大学日本校の留学生


9/23、24の二日間、埼玉県横瀬町へフィールドトリップへ行ってきました。
秩父市の隣町で、シンボルである武甲山が自然豊かな町の景色を美しく特徴づけます。
横瀬町との交流は、ICUの卒業生でもある横瀬町長から直接お話があり、およそ半年後、フィールドトリップとして実現しました。
東京(三鷹)からはおよそ2時間半、池袋からは直通も出ている、実はとっても行きやすい町。
アニメの聖地としても、有名なんです。
※視察の様子などはこちらをどうぞ

日程や内容については、横瀬町の教育委員会の小俣さんがこちらの要望など踏まえ、考えてくださいました。
当日の取り仕切りなど、あらゆるところで本当にお世話になりました!ありがとうございます!

今回、横瀬中学校から生徒が約8名、ミドルベリー大学日本校からは11名の学生が参加し、活動しました。
横瀬中の生徒たちへは前日事前に地域のことや英語など、スムーズにフィールドワークできるよう勉強してもらいました。
生徒たち、ありがとう、お疲れ様です。おかげで楽しく交流ができました。

 

1日目

秋の横瀬駅は相変わらず風情があって綺麗でした。
すぐに小松沢レジャー農園へ。とても大きい観光農園です。
ちょうどぶどうがたわわに実っていて、観光客が大勢いました。
園内中に張り巡らされたぶどう棚は本当に綺麗でした。

そこで横瀬中の生徒と顔合わせ&オリエンテーション。
横瀬町長や副町長、教育長からも挨拶をいただき、皆さん少し、気が引き締まる。

ここからはグループ活動。
早速6班に分かれ、お昼ご飯。
そのあとはぶどう狩りと、食い倒れツアーのように英語や日本語を交えながら楽しみました。

少しずつ打ち解けてきたころ、
今度は体を少し、動かしましょう。


稲刈りです。
留学生は横瀬も稲刈りも初体験。
機械が入らない棚田で、お借りした長靴を乗り越えてズボンにも泥が跳ねるほど、汗を流しました。

青空が広がり、鮮やかな赤の彼岸花が咲き誇り、黄緑の棚田、雪が積もっているかのような白肌の武甲山。
疲れた顔を少し上げると、心晴れやかになる景色が広がっています。
生徒たちも留学生たちも自然とともに、仲が深まっていきました。

 

そして今度は、二日目の町探検のために、班ごとにどこへ行くかなど、話し合ってもらいました。
できるだけ色々な場所へ行きたいチーム、じっくり観光チーム、レンタル自転車で行くチーム、歩くチームなど様々に別れました。

夜は民泊です。
横瀬の民泊の人たちはとても優しく、外国の方にも慣れていました。
こうして、横瀬の夜は楽しく更けていきました。

横瀬二日目

天気も良くお出かけ日和。
民泊を楽しんだ学生たちは、元気に横瀬探検に出かけていきました。

当日はちょうどお祭りの日。
役場から、寺坂棚田彼岸花まつりに向かう、老若男女多くの観光客が見えました。
私たちも探検です。
少し登ったところから見下ろす棚田の風景、風にそよぐ彼岸花、そして悠然と立ち上がっている武甲山の姿。美しいです。
地元の方に聞いたところ、棚田は農家さんがすべて育てているというわけでなく、町や地域の方々の支えによって維持されているそうです。
農業としての効率を考えたら、確かに棚田は今の時代必要ないのかもしれません。
しかし、この風景や大勢の観光客たちを見るとあって良かったと思います。

そうこうしている内に学生たちと合流し、役場に戻ってプレゼン準備。

グループに分かれてタブレットでプレゼン資料を作り、道中に撮った写真を加工等して各班工夫していました。

プレゼンが終わった後は、市長や副市長、埼玉県の職員の方々も交じり、留学生や中学生たちとしばしの歓談。
今回初の試みであるこのプログラムの感想を興味深く、楽しく話し合っていました。
発表や歓談は全て日本語だったので留学生たちにとっては大変だったと思いますが、実のある体験を通して良い勉強にもなったと思います。

二日間という短い間でしたが、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!

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