ミドルベリー大学日本校の活動理念
ミドルベリー大学日本校で学ぶ留学生は
・生きた日本語を学ぶこと
・地域に貢献すること
を目的として継続的に地域活動を行います
地域活動で留学生たちは、
・イベントの参加や地域活動/インターンシップをして、多くの日本人と直接交流できる機会を設けます。
・東京以外の地域に訪問し、ステレオタイプではない日本の姿を見て、体験して、学びます。
●活動先・活動内容
地域活動/インターンシップは留学先である国際基督教大学(ICU)近辺、主に東京都三鷹市内の企業や団体で活動を行っております。
地域の方々のご支援・ご協力のおかげで地域活動/インターンシップ先は年々増加し、多くの留学生たちの希望に合わせることができるようになっています。
基本的に活動言語は日本語ですが、活動内容が英語を必要とする場合(英語授業補助等)は英語も使用しています。
活動内容は留学生と活動先で話し合って決めています。留学生の特技や活動先が必要としていることに合わせて自由に活動します。
地域団体や学校、福祉施設などが主な行先でしたが、2016年秋学期から個人経営のお店へのインターンが認められ、始動しました。
●活動例
・保育園で子どもたちと交流したり、出身国について教えます。(例:三鷹・東台保育園)
・小学校や中学校で放課後活動やTAを行います。(例:三鷹市立大沢台小学校、武蔵野市立境南小学校、小金井市立東中学校)
・フリースクールで子どもたちと共に学んだり、学習支援教室で得意分野の学習補助を行います。(例:NPO文化学習協同ネットワーク)
・地域密着のお店でものづくりについて学んだり、販売補助を行います。(例:末廣屋喜一郎[和菓子]、長久鮨[お寿司])
・地域団体や企業で事務作業や翻訳などを行います。(例:NPOバース、みたか都市観光協会、株式会社文伸)
・市民クラブに参加し、発表会で成果を披露します。(例:江戸小噺笑い広げ鯛)
また、JA東京むさし様の協力により、三鷹の都市農業について触れられる機会が得られました。
アメリカの大規模農業とは違った、農地が狭い中での農業の工夫や地域交流の豊かさを学ばせていただいています。
留学生向け都市農業モニターツアーの様子(企画:ランドブレイン株式会社様)
フィールドトリップ
2019年のフィールドトリップ
3月23日-27日 茨城県笠間市(外国人観光客が笠間を行き先に選ぶ仕掛け作り)
5月31日-6月2日 長野県天龍村(お茶摘み体験)
8月20-28日 埼玉県横瀬町(横瀬の魅力発見with地元の中学生)
2018年のフィールドトリップ
8月22-30日 埼玉県横瀬町。オリエンテーション及び地元小中学生との交流。
10月12-15日 鳥取県智頭町。林業体験及びエネルギーについて再考する機会になりました。
2017年のフィールドトリップ
3月27-30日 茨城県笠間市 焼き物と栗のまち。旅行者のふるさとの一つとなるには?
→活動してきました!詳細はこちらの記事をどうぞ
4月15日 栃木県日光市 日帰り観光旅行。日本の観光地の在り方とは?
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9月23, 24日 埼玉県横瀬町 今年初訪問。留学生と横瀬町で何ができるか?
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10月下旬 鳥取県智頭町 杉に囲まれた緑の町。鳥取環境大学と連携し、持続可能な社会づくりについて考えます。
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2016年のフィールドトリップ
☆京都(観光旅行)
☆鳥取県智頭町(林業から見る持続可能な地域づくり)
☆茨城県笠間市(海外の視点を取り入れた観光案内の協力)
へ訪問しました。
歴史探訪や日本の里山生活、地方の観光事業など、大都市では体験しにくい様々な経験が得られるプログラムとなっています。
特に地域の方々との交流は大きな学びの場であり、その貴重な機会を活かして真剣に取り組んでいます。
受け入れ先の地域からも、国際交流の機会ができ、外からの視点での意見を聞けるということで好評いただいております。