知的好奇心はコロナや時差に負けません!
コロナウイルスの世界的大流行を受け、この地球上の大多数の人、学校、会社が何らかの影響を受けています。
ミドルベリー日本校もその例外ではありません。
3月末にプログラム中止が宣言され、一年間の留学を予定していた2人の学生も急遽帰国することになりました。
3月末には13人の学生が新しく来日予定でしたが、残念ながらミドルベリー大学の留学プログラムはすべての国で中止が決定いたしました。
バーモントにある本校もキャンパスを閉鎖し、授業がすべてオンラインに移行したそうです。
そしてパートナー校である国際基督教大学も春学期はオンラインで授業を開講すると発表がありました。
そのため、来日しての留学プログラムは残念ながら中止になってしまったのですが、
ミドルベリー日本校も希望者向けにオンラインで授業を開講することになりました。
「オンライン留学」という前代未聞の試みです。
履修希望者は4人。
3人はアメリカ、1人は中国、そしてオフィスは日本にあるので、三ヶ国での同時オンライン授業を行うことになります。
時差を調整した結果、火曜日以外は朝7時半からの授業開始が決定しました。
中国にいる学生は朝6時半から、アメリカにいる学生は午後6時半からの授業開始です。
前例のない試みですが、しっかり言語誓約(Language Pledge)にもサインをし、いよいよ「オンライン留学」が始まります。
先生、学生、両者にとって初めての経験です。
試行錯誤しながらではありますが、お互いにとって良い経験となることを願います。